高齢出産に限ったことではありませんが、妊娠するまでは、なるべくストレスを感じさせないために、夫婦で支え合うという心構えが大切になってきます。
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不妊は原因の特定が難しい
不妊は、子供が欲しい夫婦にとっては非常に大きな問題です。
20歳代の頃は、排卵日を確認しておけば、比較的妊娠しやすい状態にあるといえますが、卵子が劣化してくる高齢になると、徐々に妊娠できる割合が下がってきます。
不妊症かどうかの判断は、妊娠できない期間が二年間続いたら不妊、と定義されていますが、それでも、半年一年と妊娠しないと、段々と不安になってくるものです。基礎体温をつけて、排卵日をちゃんと確認している場合はなおさらです。
しかし、妊娠しない原因は、体調の具合や精子の状態をはじめとして、様々な要因が関係してくるので、基礎体温をチェックしていれば大丈夫というわけではありません。
実際に、もし不妊症になったとしても、多くは機能性不妊症という原因が特定できない不妊症が多いのです。
不妊治療はあせらずリラックスして過ごしましょう
夫婦ともども、過剰なストレスは受精に悪影響を及ぼすことがあるため、特に焦りは禁物です。余計なストレスを感じないように、あまり気にせず、心にゆとりを持って過ごすことが大切です。夫婦で明るい雰囲気作りに努めるということも、リラックスするという面では効果的です。
また、もし不妊治療をすることになった場合、結果がでるまで一年、二年かかることは珍しくありませんので、その間も、明るさと夫婦の会話は忘れずに、楽しく過ごすようにすることが大切です。