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高齢出産と体外受精

体外受精は自然受精ではタイミングが合わず子供ができない、という時に使われる不妊治療ですが、高齢出産になるほど母体には大きなストレスがかかります。

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高齢出産で一般的になってきた体外受精

不妊治療の方法のひとつに、体外受精があります。精子と卵子を体外で受精させ、体内に戻す方法で、以前と比べると一般的になってきました。実際に多くの人が、不妊治療の末に体外受精で子供を授かっています。

年齢が上がり、高齢になればなるほど、妊娠しづらくなってきます。そのため、高齢出産をされた人には、不妊治療を経験した人は少なくありません。そしてその中でも、体外受精という方法は、自然受精ではタイミングがなかなか合わなくて子供ができない、という人が利用しているケースが多く見られます。

体外受精に取り組むにあたってはデメリットもあります。

体外受精のデメリット、心身ともにストレスがかかります

まず、女性側の負担が多くなってきます。

平生から排卵日をチェックする必要があり、排卵日になると病院に行かなくてはなりません。もし女性が働いている場合、仕事を急に休む必要が出てきます。そのため、会社に迷惑がかかることを懸念し、また、治療に専念するため、会社を辞める人もいます。

次に、高額な治療費用が必要となることです。現在の相場は一回あたり数十万円で、一般の人にとってはかなりの高額です。しかも体外受精は1度で成功することはめずらしく、何度か繰り返すことになり、さらに費用がかかることになります。

しかし、少子高齢化が進むことは国の問題になっていることもあり、体外受精などの不妊治療も保険の対象になったことは、喜ばしいニュースでしょう。

ただし、もし受精に成功したとても、その後も費用が必要です。経済的にゆとりがあっても、何度も体外受精をするのは、かなりの負担になってきます。

さらに、体外受精は精神的にもストレスとなってきます。

何度か挑戦しなければならないと分かっていても、失敗する度に男性女性ともストレスがたまっていきます。特に高齢出産の場合は、時間的な問題からもストレスを感じやすくなります。

そのため、周囲の人は、過度に期待を明言することを避ける、といった配慮をする必要があります。

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