高齢でなかなか妊娠できず不妊治療をする場合、もし出産後を機に仕事をやめるのであれば、不妊治療に専念するために仕事をやめるのも一つの方法です。
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高齢出産になるほど不妊治療を選択
高齢出産を経験した人には、若いうちは仕事をしたいからあえて出産しなかったという人もいますが、中にはなかなか子供ができないので、不妊治療の上で高齢出産になったという人もいます。
また、高齢出産になればなるほど妊娠できにくくなるため、やむをえず不妊治療を選択する人もたくさんいます。
不妊の定義は、避妊をしないで2年以内に妊娠できない場合のことを言っています。
特に35歳をすぎると、女性の場合は卵子の劣化、男性の場合は精子の数の減少が原因で不妊になると言われています。35歳以上で第一子を出産する場合、3人に1人は不妊といわれるほど多いという調査結果もあります。
不妊治療の検査は必ず夫婦で
不妊治療をするにあたって一番大切なことは、夫婦で検査を受けることです。
不妊は女性に原因があると思われがちですが、意外と男性に原因がある場合も少なくありません。それを知った上で、不妊治療を勧める必要があります。
高齢出産の場合、不妊治療のひとつの方法として、体外受精をする人が多くなってきます。
ただ、夫婦とも仕事をしている場合は、不妊治療は時間がかかったり、タイミングがあるため、なかなか受けづらいのも事実です。排卵日などが毎月決まっているわけではないので、検査のために仕事を休めない、という人もいます。
仕事を辞めて不妊治療に専念する
出産後を機に仕事をやめるのであれば、不妊治療に専念して仕事をやめるのも一つの生き方ですが、もし出産後も仕事を続けたい場合は、上司、あるいは会社の組合、担当部署等に相談することも必要です。