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高齢出産のリスクの種類

年齢を重ねるとともに卵子の質が劣化していきます。 男性の場合も同じで、精子の質も劣化していきます。そのため、高齢出産のリスクの種類として、染色体異常になる可能性が高くなるといわれています。

高齢出産は、一般的にリスクが高いと言われています。メリットもたくさんある高齢出産ですが、リスクの種類について、正しく理解しておくことが大切です。

まず、年齢とともに、卵子や精子の質が劣化するという事です。そのため、なかなか妊娠にまで致らなかったり、もし妊娠できたとしても、流産や早産することがあります。

また、分娩時には出血量が増加し、帝王切開の確率が上がります。帝王切開をしなくても、難産になる傾向もあります。このように、妊娠初期から出産までのリスクがとても高いのです。

そこで大切になってくるのが妊娠中の検診です。特に高齢出産の場合は、定期的な検診を欠かさないようにします。

高齢出産には他の種類のリスクもあります。

妊娠中の症状に妊娠中毒症がありますが、この妊娠中毒症にかかる割合が、高齢出産の場合高くなります。さらに高齢出産になればなるほど、染色体異常になる可能性が高くなると言われています。

そのためダウン症の子供が生まれやすいのです。35歳を過ぎるとダウン症の割合が急に増えるとも言われています。羊水からダウン症かどうか調べることもできます。

また、高齢出産をする人全てにリスクがあるわけではない、ということも覚えておく必要があります。可能性が高くなるだけであって、若いうちに出産をしてもリスクが全くないというわけではありません。

高齢出産を経験した人の中にはかなりの難産だったという人もいますが、多くの人が無事に高齢出産を終えていることも事実です。

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